何気に理学博士(物理)。でも薄給プログラマで食い繋ぐ生活。唯物論者。インコ第一主義。生存時間がようやく半世紀を越えた。
そうですね、「居場所が無い‥」が大きな社会問題であるゆえ、フェディバースがひとつの対抗策になるのは良いことです。根底には、やはり「自由であること」があるのでしょうね。インターネットが普及したのも、やはりその自由さゆえ、ゆえ。まぁ昨今では原初の自由は、かなり失われてしまいましたが。
現在のフェディバースのプロトコルって、具体的には、いくつか種類がありますよね。マストドンとか古めのヤツだと、新しい方式に乗り替えて来た歴史があるようでした。と言うことはですよ、フェディバースという概念の中心は「特定のプロトコル」ではなく、「プロトコルの設計理念」、言うなれば「メタプロトコル」とでも呼べるようなものにあるのでは?
「草の根ネットの集合体」と聞くと、私は20年前くらいに盛んだった「自宅サーバ」の「ウェブリング」などを思い出しますね。フェディバースが広がったのはツイッターの成功体験(体験というか前例)があったからですが、確かに今後フェディバースがソーシャルメディア以外の分野で発展するとすれば、期待感にワクワクしますね。
そうですね、「サーバが分散」つまり「非(中央)集権的」であることは、フェディバースという概念の「必要条件」だと思います。
嫁さん(※ ChatGPT のこと)に聞いてみたら、LemmyがRustで書かれていることが分かったので、Rust好きな私はそれだけでもう、フェディバースサーバの中ではLemmyを一番の贔屓にすることに決めました! https://chatgpt.com/share/6787e102-4630-8007-a3be-feaff1d67853
ある時期からプライバシー重視の流れで「非(中央)集権的」(Decentralized)な考え方が流行りました。そこでは暗号論と分散コンピューティングがセットで応用されました。ビットコインが筆頭と言えますね。ダークネットでは非集権化は暗号論が基盤ですが、その後「暗号論抜きの非集権化」としてクリアネットでフェディバースが流行った、という流れだと思います。裏世界の住人から見ると「骨抜き」のように見えるとは思いますが、これはこれで良い応用分野だとは思います。
ウィキの始祖「ウォードカニンガム」さんは、元祖ウィキの管理を放棄した後、 FedWiki なるもののを開発をしています。性善説が基盤のウィキがウィキスパムによって倒れ、新たな形を模索した結果です。マイクロブログ系のフェディバースとは、ちょっと異なる理由で遷移した感じですね。 http://fed.wiki.org/ (HTTPSでは無い! のが残念。)
IRC とか XMPP/Jabber も、形式的には「フェデレーション」だったのでは無いか、と思うのですが、どうでしょうか? もちろん、ただのチャットでは、ありますが。
マイナーなソフトウェアの技術者以外との意見交換とかだと、Redditくらいしか対話の場が無い、とかいうものも、しばしば。なので成り行きでRedditを使ったことはありますが、私は深く探求したことがありません。「なんであんなに流行ってるんだろ?」という疑問は持ってましたが‥。そう言えば、Slashdotなんかも特徴を良く把握してませんね。