「哲学は食えない」というのは私の周りでも度々聞く言葉のように思います。 ただ、世の中を見ると、大学時代の専攻の領域で飯を食っている社会人がどれだけいるのかとも思います。 就職活動では、一部理系専門職では、大学で学んだ内容に重きを置くことがあるようですが、マイナビのアンケートを参照すると「企業は、人柄、入社熱意、自社との相性を確認」( https://news.mynavi.jp/article/20240307-2900286/ )とあるように実際に学んできた具体的な内容や持っている資格などは重視していないようにも見えます。 https://kenjasyukatsu.com/archives/387 このサイトでも「大学で身につけた専門性」は6位、「学部学科」に関しては8位と、重視されていないわけではないが、上位にもなっていない現状があります。 それを踏まえて、入学時に行きたい企業が学部学科を重視しない場合は、大学は内容の将来性よりも、自分の学びたい学業をめいいっぱい楽しむ4年間をおくるといいのになとも思いますね。
「使いにくさ」に愛着が湧いてきてしまうということもあるのでしょうか?便利になっていく時代に対して、長年使ってきた古い対象にたいして、愛着を持って使い続ける人がいるように、履きにくかったり、自分で更にダメージを与えてしまったことに愛着を感じて使いたくなってしまう気持ちもあるのかなと思いました。
また、人はプレーンな対象に対して、「かわいそうなもの」や「誰か愛されてきたもの」に対しては情が出てしまう生き物だと思っています。路上に捨てられた子猫を助けるように、無意識のうちに作られたものであるダメージジーンズのダメージを「かわいそうなもの」やさも「過去に誰かに愛されてきたもの」のように捉えて愛着を持ってしまう人もいるのかな?と率直に読んでいて感じました。