「存在するものは存在する」という言葉の解釈は単純ですが、「存在しないものは存在しない」という言葉は2つの相反する解釈があると思います。

ひとつは、単純に、「存在しないもの」は、存在するのではなく、「存在しない」、というもの。 もうひとつは、「存在しないもの」というものが存在せず、すべてのものが存在する、というもの。

この二重性、みなさんは、どう思いますか?

  • かれはOP
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    1 month ago

    まじめに論理式を立ててくるとは…。 私が想定していたのは、上の話を架空の存在に当てはめたときのことです。

    例えば、幻想上の生物「ドラゴン」が存在するか考えたとき、ドラゴンについては P(ドラゴン) なのか ¬P(ドラゴン) なのか。

    存在しないものは存在しない(前者)、と考えるなら、ドラゴンは素直に存在せず、 ¬P(ドラゴン) ですが、

    存在しないものは存在しない(後者)、と考えるなら、ドラゴンも存在して、 P(ドラゴン) になるはずです。

    後者では、前提では ¬P(ドラゴン) と言っていたのに、それが覆されるのです。